Limited Time Sale| Management number | 219243580 | Release Date | 2026/05/03 | List Price | $90.00 | Model Number | 219243580 | ||
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この度、私たちは、漢訳大蔵経に収められている重要な律典『十誦律』(T1435-T1439)の現代日本語訳を、広く読者の皆様に提供できることを大変光栄に思います。1. 『十誦律』の歴史的意義と成立『十誦律』(サンスクリット名: *Daśabhāṇavāra Vinaya*)は、部派仏教の中でも特に勢力のあった**説一切有部(Sarvāstivāda)**によって伝承された律(戒律集)です。初期仏教教団(サンガ)が、釈尊の入滅後にその清浄な修行生活を維持するために、どのようにして規範を確立していったのかを示す貴重な歴史的資料です。紀元前後にインドで成立したと考えられ、その広範な内容から、当時のインドにおける仏教教団の構造、生活様式、規律、そして紛争解決の手続きに至るまで、詳細に知ることができます。2. 漢訳の背景この律典が中国に伝わり、現代にまで継承されるに至ったのは、偉大な訳経僧の尽力によるものです。本テキストの主要部分である『十誦律』は、西暦404年(または409年頃)に、中央アジア出身の鳩摩羅什(くまらじゅう、Kumārajīva)と、カシミール出身の卑摩羅叉(びまらしゃ、Vimalākṣa)によって、当時の中国(後秦)の都、長安で漢訳されました。彼らは、梵語(サンスクリット)またはその系統の言語で書かれた原典から、当時の精緻な仏教用語を用いて漢文へと翻訳し、東アジアの仏教に決定的な影響を与えました。3. 本書の構成と現代語訳の目的本書には、『十誦律』の主要な部分に加え、比丘(僧侶)と比丘尼(尼僧)のための具体的な戒律集である「波羅提木叉戒本」(T1436・T1437)、そして教団における正式な儀式や手続き(羯磨/カルマ)を定めた「大沙門百一羯磨法」や「十誦羯磨比丘要用」(T1438・T1439)を網羅的に収録しています。この現代語訳の目的は、専門的な漢文の壁を取り払い、初期仏教の教団がどのような理念と実践に基づき運営されていたのかを、現代の読者、研究者、そして仏教徒の皆様に明確にお伝えすることにあります。この古代の規範から、私たち現代人が、倫理的行動、共同体の運営、そして精神修養の深遠な知恵を学ぶ契機となることを切に願っております。 Read more
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| Language | Japanese |
| File size | 3.5 MB |
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| Print length | 777 pages |
| Accessibility | Learn more |
| Publication date | December 29, 2025 |
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